彫刻家 Sculptor

藤田昭子 Akiko Fujita


1933年、東京都三鷹市生まれ。1950年代より国内外で個展・グループ展多数。56年、神奈川県平塚市に波の子造形研究所設立。幼児から大人までの総合造形教育を始める。57年、横浜国立大学学芸学部卒業。70年代から野焼き技法による陶彫刻の制作を開始。78年に、作品集『原風景 藤田昭子の燃える造形』(中島秀雄撮影、筑摩書房)で藤村記念歴程賞を受賞。82年から86年までブラジルにて活動、カンピナス大学美術学部教授を務める。98年から2002年まで、女子美術大学大学院教授。2014年に、第7回円空賞受賞。現在は平塚市に在住。

主な野外彫刻作品

  • 天竺 《Tenjiku》 600×700×600  愛知県常滑市 1975年
  • 出縄 《Idenawa》 600×1500×1500 神奈川県大磯町 1976-77年
  • 波塔 《Hato》 150×900×400 滋賀県琵琶湖畔 1981年
  • 大地の花 《Flores Na Terra》 300×1500×1000 ブラジル・サンパウロ市 1985年
  • みみずの家 《Casa Das Minhoca》No.1:200×1100×300 No.2:150×260×200 カナダ・トロント市 1985年
  • つばめの家 《Casa Das Andorinha》 300×400×900 ブラジル・カンピナス市 1986年
  • フレーム・ツリー 《Flame Tree》 220×600×600 オーストラリア・キングスウッド市(西シドニー大学内) 1990年
  • クォ・バディス 《Quo Vadis》 200×500×500 ドイツ・ハノーファーシュミュンデン市 1992年
  • 優曇波羅花 《Udon Barage》 900×700×200 宮城県気仙沼市(リアスアーク美術館) 1993年
  • フンダリカ 《The Flower of Rotus》 180×250×250 インド・ニューデリー市 1995年
  • 原・集落 《The Origin of Village》 400×1500×550 新潟県長岡市(国営越後丘陵公園) 1997年
  • ハマンジァの船 《Ship of Hamangia》 60×120×130 ルーマニア・コンスタンツァ市 1998年
  • なゆたの舟 《NAYUTA SHIP》 160×280×280 神奈川箱根町(箱根彫刻の森美術館) 1999年
  • 同 沖縄県宣野湾市(佐喜眞美術館)に移設 2001年
  •   《JOZA》 32~62×480×280 福井県金津市・金津創作の森 2002年
  • 富着原 《FUCHAKUBARU》 沖縄県恩納村 2005年


(作品のサイズは高さ×幅×奥行・単位は cm)